イラストレーターのみなさま、イラストのお支払いに「PayPayで支払いできませんか?」と言われたことはありますか?
最近は支払いの手軽さからPayPayを普段から利用している方も多いと思います。
イラスト界隈では定期的に、PayPay支払いはNG!といった声が上がります。
PayPayの利用規約によると、個人間送金の商用利用は禁止されているんですよね。こればっかりは仕方ありません。
PayPayで依頼金の受け取りはできませんが、PayPayで支払いを受け付けることはできます。
今回は、PayPay支払いを導入しているネットショップ作成サービス「SRORES(ストアーズ)」について紹介します。
依頼者からのPayPay支払いや、その他色々な支払い方法を導入したい!と考えているイラストレーターの方々に、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
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Contents
SRORESは、誰でもかんたんにオンラインショップを開設できるWEBサービスです。
デジタルコンテンツ販売にも対応していて、無料でネットショップを開設することができます。
HTML・CSSの知識がなくても、だれでも直感的にショップデザインをカスタマイズすることができます。テンプレートがあるため、デザインに自信がなくてもOK!
SRORESでは、売上の規模に合わせたプランが2種類あります。
フリープラン
- 月額費用 0円/月
- 決済手数料 5%
ベーシックプラン
- 月額費用 2,980円/月
- 決済手数料 3.6%
決済手段は以下に対応しています。
- クレジットカード(VISA/Mastercard/JCB/American Express/Diners Club)
- コンビニ(ファミリーマート/ローソン/ミニストップ/デイリーヤマザキ/セイコーマート)
- キャリア決済(d払い/auかんたん決済/ソフトバンクまとめて支払い)
- 銀行振込決済
- PayPal
- あと払い(ペイディ)
- 楽天ペイ
- PayPay残高
- 代引き(ベーシックプラン)
- Amazon Pay(ベーシックプラン)
※2024年3月現在の情報です。
『SRORES(ストアーズ)』にはたくさんの機能があり、イラストを販売するのに使える機能もたくさんあります。
STORESの機能
ショップにデータをアップロードすることで、支払いを受けた後にダウンロードができるようになります。
イラスト代金の未払いや、イラストの持ち逃げなどを防ぎたい時に活用できます。
有料プランの機能にはなりますが、URLを知っている人のみアクセスできるページを作成することができます。
シークレットショップにせずに、各ページで依頼者ごとに個別のページが作れるので、支払いから納品までスムーズにやり取りができそうです。
会計ソフトに連携することで売上金を管理し、確定申告が楽になります。
ショップにパスワードを設定することができます。
依頼者にだけストアを公開することで、お支払い受け付けに利用できそうです。
販売した商品の納品書をPDFでダウンロードすることができます。
依頼者が法人だった場合、納品書を送ると信頼関係を構築することができそうです。
きちんとイラストを納品しましたよ、という証明をする書類です。
『SRORES(ストアーズ)』について紹介しましたが、ここから本題のPayPay支払いをどうやって導入するかについて解説します。
PayPay支払いは、登録をすれば誰でも利用できるものではなく、以下2点に対応する必要があります。
【クレジットカード決済利用審査】の流れ
「個人」を選択した場合は、生年月日と名前の記入が必要です。
※申請する内容は「特定商取引法に関する表記」と同一である必要があります。
フォームにしたがって、必要情報を記入します。
※申請する内容は「特定商取引法に関する表記」と同一である必要があります。
審査結果は、申請後4営業日前後にダッシュボード・メールにて連絡があります。
申請についての詳細はこちらのリンクからご確認下さい。
【特定商取引法に関する表記】とは?
特定商取引法とは、消費者の安全を守る目的で定められた法律です。
消費者庁の定めにより、オンラインストアを運営するうえで必要な表記事項になります。
1.事業者名
販売を行なう会社名や個人名を正しく記載します。
法人の場合は登記申請している名称または責任者名、個人の場合は氏名を表記しましょう。2.所在地
1.で記載した事業者が運営を行なう場所の住所を正しく記載します。
会社や事務所があれば該当住所を、個人の場合は自宅住所を表記するのが一般的です。3.連絡先
連絡先には電話番号、FAX番号、電子メールアドレスなどが含まれます。
問い合わせ対応が可能な日程・時間帯を表記しておくと消費者・事業者双方の負担を減らせるため、こうした情報も併せて書いておくとよいでしょう。
えっ!住所とか電話番号とか記載しないといけないの…!?
という方も安心して下さい!
SRORESでは特定商取引法に関する表記の「所在地・電話番号」を非公開にする機能があります!
非公開設定にしたからといって、審査に通らないということはないとのことなので、安心です。
非公開設定方法については、こちらでご確認下さい。
特定商取引法の表示についての詳しい解説は、こちらの記事でも紹介していますので、詳しく知りたい方は合わせてチェックしてみて下さいね!
『SRORES(ストアーズ)』以外で、PayPay決済を導入できるネットショップ作成サービスには「おちゃのこネット」や「カラーミーショップ」などがあります。
他にも「makeshop」「Shopify」などは、月額費用は掛かりますが海外販売にも強く、手数料が安いのが魅力です。
サイト名 | 月額費用 | 手数料 | 公式サイト |
---|---|---|---|
STORES | 0円~ | 5%(フリープラン) | |
おちゃのこネット | 0円~ | 6.6%(スタートアッププラン) | |
カラーミーショップ | 0円~ | 6.6%+33円(フリープラン) | |
makeshop | 12,100円 | 無料 | |
Shopify | 3,650円 | 3.55% | Shopify |
また、PayPay公式からでも「PayPayオンライン加盟店」の申請を行うことができます。
残念ながら、サービスの規約上禁止なので、まずは銀行口座を開設しましょう。
銀行口座の開設は「GMOあおぞらネット銀行」などのネット銀行がオススメです。
手続きがネット上で完結しますし、振り込み手数料が安いところが多いです。
アプリを使って管理できるのも便利ですし、Pay-easy(ペイジー)を利用することもできますよ。
また、GMOあおぞらネット銀行のデビット付きキャッシュカードは、PayPayに登録することが可能なため、クレジットカードのように使うことができます。
PayPayで支払いをした場合には、キャッシュバックが適用されるのでPayPayとの相性が抜群です!
PayPay支払いを利用するなら、SRORESがいちばん申請しやすそうですけど、審査が通るかどうかはクレジットカード会社の判断になるんですよね。
どうしてもPayPayしか使えない!という依頼者さんが居た時は、コンビニ決済にしてもらって、コンビニで支払う時にPayPayを利用してもらうのがいいんじゃないかと、個人的に思います。
コンビニ決済であれば、SRORES以外にも対応しているネットショップや依頼サイトがあるので、代替案として登録しておくのもアリかもしれませんね。