「VTuberのLive2Dモデルを作って販売してみたい!」
「VTuberの完成品・汎用モデルを作ってみたい!」
自分が作ったLive2Dモデルを使って欲しい!というクリエイターさんは多いのではないでしょうか?
なかなか依頼が来なかったり、実績作りでお困りのクリエイターさんに、VTuberの完成品や汎用モデル作りはオススメです。
依頼が入っていない時間を活用してLive2Dモデルを作ることで、宣伝効果や実績にもなり、かつ収入にもつながるVTuberの完成品・汎用モデルは、クリエイティブ活動に取り入れておいて損はないでしょう!
今回は、VTuberの完成品・汎用モデルを販売するメリット・デメリットについての紹介や、Live2Dを販売できるサイトや注意点についても紹介していきますね!
この記事にはプロモーションが含まれます。
Contents
メリット
収入源の多様化
自分が作業していない間に収入が得られるのが最大のメリットですよね!
Live2D用のイラストやLive2Dモデルの制作は、依頼を受けてから制作に取り掛かるオーダーメイドタイプが基本ですので、依頼が無い時や、依頼の作業裏でも安定した収入を得ることができます。
自分の体調が悪い時など、依頼を受けられなくなった時でも収入を得ることができるので、繰り返し販売ができる汎用モデルを1つ作っておくと、安心感がありますね。
また、1つの実績としても公開できるため、依頼を受けはじめたばかりのクリエイターさんでも、活動の合間に作成できるのもメリットの1つです。
宣伝効果がある
多くの人がVTuberモデルを購入、利用することによって、あなたの知名度アップに繋がります。
知名度アップにより、さらに多くの依頼獲得に繋がる可能性もあります。
「このイラストレーターさん誰だろう?」「このLive2Dモデルの動き好きだな!」
このようなきっかけで、クリエイターさんに興味を持つ人がたくさんいますよね。
作品を多く見てもらうことが、依頼へのきっかけになりますから、Live2Dの完成品・汎用モデルは広告宣伝としても非常に有効で、使われるたびに活動の宣伝もできてしまうというメリットがあります。
海外販売にも対応できる
コミュニケーションを取らずに販売のみを行うことができるため、日本語以外の言語ユーザーへ販売することも可能になります。
販路を日本以外に拡大することによって、顧客の幅も大きくなり、購入に繋がる可能性が高まります。
世界の人達に作品を見てもらう機会が増えることで、クリエイターとしてのブランド力も付きそうですね!
デメリット
完成品・汎用モデルの需要
現在のVTuberは、オーダーメイドのイラストやモデルで活動を行うことが主流です。
そのため、完成品や汎用を利用するユーザーは限られてくる可能性があります。
ただし、1ユーザーに限り販売する完成品モデルの場合は、モデルの希少性が高まるため、需要は高くなります。
また汎用モデルは、あまりコストをかけたくないユーザーがターゲットになってくることもあり、単価が上げづらい傾向にあります。
作品が埋もれてしまう
多くのクリエイターが、完成品や汎用モデルを販売しています。
購入してもらうには、その多くのモデルの中から、自分のモデルを見つけてもらい「VTuberの完成品・汎用モデルが欲しい!」という人に向けて、しっかりアピールする必要があります。
そのためSNSでの宣伝など、制作作業以外に対応しなければならないことが増えてしまう可能性があります。
対策案の1つとして、サムネイル用のイラストや、Live2D用の小物などをプラスすることで、ユーザーにとって魅力的になってくると思います。
利用規約を設定しておく必要がある
汎用モデルなど多数のユーザーに利用を許可する場合、明確な利用規約を準備する必要があります。
利用規約を設定しておかないと、権利に関するトラブルや、ユーザー同士のトラブルにも繋がりかねないので注意が必要です。
「規約をどうやって設定すればいいのか分からない…!」という方は、まず初めはLive2D公式マーケットの「nizima」を活用してみるといいかもしれません。
次の項目では、Live2D公式マーケットの「nizima」や、その他の販売サイトについて紹介します。
nizimaは、Live2Dを開発している株式会社Live2Dが運営する、イラストやLive2Dデータの売買、オーダーメイド取引ができるLive2D公式マーケットです。
nizimaでは利用規約が定められていて、購入するユーザーに対しての利用許諾範囲を設定しています。
利用規約以外で指定したい許諾範囲については、販売ページでクリエイターさんが各々設定されています。
商用利用についてや注意事項があれば、記載しておきましょう。
実際に販売されているクリエイターさんの概要を参考にしてみると良いかもしれませんね!
また、nizimaではイラストと、Live2Dモデルを別々で販売することができます。
イラストが得意な方は、イラストのみ販売することもできますし、モデルが得意な方は、nizimaのイラストからLive2D化をすることも可能です。
詳しくは、nizimaの公式サイトからご確認下さい。
nizimaのデメリットとしては、海外への販売が不可のため(2024年6月現在の情報です)海外向けにも販売したい、という方には向きません。
Live2Dモデルがかんたんに販売できる反面、規約が定められてしまっているので、規約に縛られずに自由に販売をしたい!という方は、次の販売サイトがおすすめです。
BOOTHでは、Live2D以外にも、漫画やイラストなどのアート作品や、グッズやアクセサリーなどのリアル商品や、フォントやソフトウェアの販売まで、様々なカテゴリの商品を販売することができます。
Live2Dモデル以外にも、Live2Dのアイテムなんかも販売できるので、小物作りも得意な方はBOOTHでの販売がおすすめです。
VTuberに関する商品の出品も増えてきているため、利用するユーザーの目に留まりやすいのも特徴です。
SUZURIは、オリジナルグッズの作成・販売サービスがメインですが、デジタルコンテンツの販売も行うことができます。
クリエイターさんとのコラボ商品や、クリエイターさんのピックアップ商品を紹介しているのが特徴ですね。
まだまだ販売している商品は少ないですが、画像データだけで3D缶バッジを作れるサービスなんかもあって、VTuberコンテンツやメタバースコンテンツが充実していきそうで、個人的には成長が楽しみなサービスの1つです!
他にも、販売サイトを使わずにSNSや、個人サイトで販売するといったやり方もできます。
特に大きなメリットになるのが、販売手数料を低く抑えられる点ですね。
個人サイトの作り方については、当ブログでいくつか紹介している記事がありますので、こちらも参考にしてみて下さい!
取引きサイトを使わないのであれば、用意しておきたいのが利用許諾の書類です。
特にSNSでの取引きでは、トラブルが多く見受けられます。
トラブルを避けるためにも、できる対策はしておくことをオススメします。
利用許諾範囲について、明確に記載しておくことが重要です。
また、契約書を交わしておくことで、より信頼感や責任感が増すことになるのでオススメです。
無料で使える「文化庁 著作権契約書 作成支援システム」では、利用許諾の契約書作成をすることができます。
記入項目に沿って入力をするだけで、かんたんに契約書が作成できます。
ExcelやGoogleドキュメントで編集することも可能なので、利用許諾範囲と組み合わせた契約書を作ることができます。
契約書の他にも、請求書や確定申告についてはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい!
最近のVTuberのLive2Dモデルは、オーダーメイドがかなり多いですよね。
お仕事に繋げるにも、少なからず練習や実績も必要ですから、完成品・汎用モデルの作成にはデメリット以上のたくさんのメリットがあると思ってます。
nizimaでは、イラストとLive2Dモデルを別々で販売できるのも面白いですよね!
イラストレーターさんも、Live2Dモデラーさんも、ぜひ活用してみて下さい!